僕は宮城県に住む23歳のスカウトです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンション購入を決める前には、立地や周囲の環境を確認し、家族が将来に渡って暮らしたい、好みに合った住空間や設備を探しましょう。そして、現在と将来の家計の状況を踏まえ、子供の教育費や夫婦の老後の生活資金に支障をきたさずに住宅ローンの返済が行える予算を考えます。将来に渡って無理なく返済していける価格とは一体いくらぐらいなのでしょうか。買えるマンションの判断基準の一つは、現在の収入です。住宅ローンを組む場合、無理なく返済していける1年間の金額の割合(返済負担金)は「年収の25%くらいまで。理想は20%以内」といわれています。住宅ローンを取り扱う金融機関は、融資額に収入基準を設けているところがほとんどです。
金融機関によって基準は異なりますが、フラット35の場合の返済負担額を、年収が400万円未満の場合30%、400万円以上の場合35%と融資額の上限に定めています。なお返済負担率は、住宅ローンだけではなく、自動車ローンや教育ローンなど、その他のローンも含めて計算されるので、住宅ローンで制約を受けないためには、出来るだけ事前に他のローンを整理しておいた方が良いです。自分の現在の家計をもとに、「住宅ローンの借入可能額」を算出してみてください。算出した借入可能額に、頭金を加えた金額が、現実的な買えるマンションの価格です。そして買えるマンションの金額に諸経費を加えた金額が、マンションの購入予算になります。