私は栃木県に住む70歳のディーラーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションに限った話ではなく、土地や建物を所有している場合は、固定資産税が毎年発生します。住宅ローンの返済と合わせて支払っていく事になるので、マンションを購入する際にはこの事を覚えておく必要があります。住宅ローンは借りたお金を返済し終われば支払いをする必要が無くなりますが、固定資産税に関してはその後も所有している限りは支払いを続けていく必要があります。固定資産税はマンションの所有者が、その地域の市町村に対して支払う必要があり、納税通知書が送られてきます。納税者はその年の1月1日時点での所有者であり、その後に購入した場合は、その年の支払いはありませんが、手放す場合も支払う必要が出てきます。納付期限に関しては市町村によって異なります。
マンションを購入して、そこに実際に住んでいる場合は、固定資産税は課税標準額に対して税率1,4%を掛けた値となります。課税標準額というのは、総務大臣が定めた固定資産評価基準により決定された不動産の価格の事です。この価格は3年ごとに見直しが行われ、建物の場合は年数が経つと徐々に資産価値が下がっていきますので、基本的には課税標準額も下がっていきます。また、新築マンションを購入して一定の基準を満たす場合は、軽減措置が取られるために最初のうちは軽減措置で税が軽くなります。また、固定資産税以外にも税金として都市計画税というものもかかりますので、購入する際にはローンの返済だけではなく、こうした税についても調べておくことが大切です。