私は栃木県に住む24歳のピアノ調律師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションは値引きして買ってもいいのです。八百屋さんや服屋さんでは、気軽に「おじさん、まけて」と言えますが、なぜか不動産屋さんには、「おじさん、まけて」と言いにくい。作業着を着た人には親しみを感じて、スーツを着た人には物怖じしてしまうのか。不動産屋=ヤクザだったらどうしよう。不動産屋は大手企業が多く、つまりインテリだから負けているのか。不動産屋がヤクザだったら、後々のトラブル回避のため、例え安くても購入はやめましょう。ヤクザへの利益提供は禁止されています。スーツを着たインテリであっても、あなたが買主です。お客様は神様だという人がいます。マンション購入時の値引きの正当な要求ぐらいは、神様も許してくれるでしょう。
マンションの値引きには、いくらか方法(術)があります。まず、購入物件の相場を知ることです。比較のために必要です。相場より高ければ交渉する、安ければ何か隠れた欠陥(瑕疵)があるかもしれません。瑕疵があればそれを交渉に使うのです。次に、忘れがちですが、仲介手数料も安くすることができるのです。仲介手数料に対して「成約価格の3%+6万円」ということを聞いたことありませんか。これって、法律で決められたもので下げられないと思っていませんか。これは「この額を超えて報酬をうけてはいけません」ということであって、つまり上限にすぎず、不動産屋さんとの交渉次第では1%でも2%でも構わないということを意味していますから、仲介手数料も安くすることができることを覚えていてください。