マンションはその構造と材質によって、耐用年数が非常に長い(青森県/庭師/57歳/男性)

僕は青森県に住む57歳の庭師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションはその構造と材質によって、耐用年数が非常に長いものとなります。アパートや一戸建てよりもはるかに長持ちするために、ローンを組む場合にも長期にわたる設定が可能となるわけです。もちろん、きちんと手入れをする必要はありますし、そのために長期修繕計画が立てられるのが通常です。コンクリートの耐用年数は50年ほどと考えられていますが、その性能も進化を続けているために近年では100年長持ちするものも出てきています。まずはその構造に工夫を凝らすことが必要となります。マンションはコンクリートで造られているために頑丈なイメージがありますが、その重量にも耐えられる構造にする必要があるということです。そうでなければ潰れてしまうからです。


そのために鉄筋と鉄骨を使用し、構造計算と耐震計算を行ってコンクリートスラブ厚をどのくらいにするかなどを決めることになります。もちろん、コンクリートは厚いほど防音性も高まりますし頑丈にはなりますが、建物全体がその重量に耐えることができることが必要です。つまり最近人気の高層マンションにおいての課題は、いかに軽量化を図るかということになります。つまり、コンクリートはできる限り少ない方が良いということになりますが、もちろんあまりに少ないと耐震面での性能が足りなくなりますし、防音性も保たれなくなるので、そのバランスが大切になります。それを適切に行うことによって、耐用年数も長くなり住みやすいものとなることになります。