マンションはいつが買い時なのか(青森県/僧侶/53歳/男性)

僕は青森県に住む53歳の僧侶です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


消費税増税前にマンションなどの住宅購入の駆け込み需要がありました。とはいえ、実はマンションの購入価格にそれほど消費税の影響はないということをご存じでしょうか。特に中古マンションの場合、個人間の売買が主流ですのでこの場合には消費税はかかりません。消費税がかかるものといえば、不動産仲介業者に支払う仲介手数料や住宅ローンを利用する際の手数料など、それぐらいのものなのです。また、消費税増税後の現在は、マンション購入の需要も落ち着いてしまっているため、新築も中古もかなり価格を下げやすい状況にあるということができるでしょう。つまり、買い手が付きにくい状態にありますから、売り手側は価格を少し落としてでも売りたいという心理が働くためです。


では、実際にマンションの買い時とはいつなのでしょうか。それは、消費税増税や住宅ローン減税、住宅ローン金利などの外的要因よりも、収入や貯蓄、頭金をどれだけ投入できるかなどの個人的な要因を重視するべきだと考えられています。頭金が少ない状態で購入に踏み切ることは可能ですが、やはりそれには住宅の価格よりも住宅ローンの残債額が上回るというリスクが伴います。また、頭金の多く入れれば、その分利息も少なくて済みますから、やはりできる限り頭金をためておくことが重要です。また、無理のない範囲で購入するということもとても大切です。身の丈に合わない物件を購入すれば、やはり住宅ローンを返せなくなるリスクも高まりますから、しっかりと購入計画や予算を立てるようにしましょう。つまり、買い時は購入準備が自分たちの中で整ったときだということです。