マンションの頭金は2割という定説(埼玉県/お笑い芸人/52歳/女性)

私は埼玉県に住む52歳のお笑い芸人です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンション購入時の頭金は通常、購入した価格の2割以上用意しておく必要があると言われています。その理由は住宅ローンを融資する金融機関の多くが、担保率を購入価格の8割程度を一つの目安としているからです。中には8割を超えて借りられるケースもありますが、融資を受ける側から考えるとなるべく頭金の割合を多くして借り入れを減らし、今後の生活にゆとりを持たせるようにしたいものです。頭金が2割なくてもマンションを購入できる場合があります。社内融資は通常、抵当権を取らないため融資率8割程度という金融機関の基準をクリアできるため頭金2割を気にしなくていい場合が多く、社内融資が利用できるか会社に確認することが大事です。


また、提携ローン付きの分譲マンションを購入するという方法もあります。これは分譲会社と金融機関が提携し、販売物件に住宅ローンを付けるというもので、販売価格の95%から100%程度まで融資するケースが多いです。民間の金融機関の中には、ある一定の条件を満たしている人に対して、優遇ローンを提供している金融機関もあります。自己資金が不足している人向けの無担保ローンや定年退職が近い人向けの退職金一括払いローンなどがあります。マンションを購入すると、購入代金の他に仲介手数料や税金、各種保険料などの諸経費がかかるため、頭金とは別に準備しておく必要があります。新築を購入する場合は物件価格の3%から5%、中古の場合は5%から10%が目安です。