私は福井県に住む61歳のセックスワーカーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
「頭金無しでも買える」こんな不動産広告を目にしたことがありませんか。確かに物件の価格によっては、あるいは購買者の収入によっては、頭金が無くてもマンションを買うことは可能です。しかしそこには、注意しなければならない重要なポイントがいくつかあります。まず新築の場合、購入した瞬間から不動産の価値は下がります。どういうことかというと、次に売る必要が出て来たとき、1000万円くらいは簡単に値段が落ちてしまうのです。たとえ1週間しか住んでいなかったとしても、新築と呼ぶことはできません。もし頭金を支払っていなければ、物件の販売価格と、ローンの残金の差額が、マイナスの額となって手元に残ります。つまり借金が残ってしまうのです。
中古マンションでは、それほど大きな値下がりはありませんが、それでも今の時代、不動産価格は下がる場合が多いので、注意が必要です。また不動産を購入するときは、税金や登記費用、不動産会社に支払う手数料などが別途必要となります。これらを合計すると数百万円になる場合もあります。通常、こうした費用は住宅ローンには含まれませんので、自費で用意しなければなりません。理想的には、この手数料等と、さらに物件の頭金の分を貯蓄した上で住宅ローンを組むと、無理がありません。良い物件を見つけてしまうと、手元にお金が足りなくても、なんとかなるさと思ってしまいがちですが、ちょっと待って。今不動産は需要より供給の方が多い状態です。お気に入りのマンションは、また後でも見つけられるはずです、あせらず、きちんとした資金計画を立てましょう。