マンションの頭金はいくら必要か。(群馬県/トラックメイカー/40歳/男性)

僕は群馬県に住む40歳のトラックメイカーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


なかなか年収が伸びない、または奨学金の返済が終わったばかりで、貯金があまりない方は、マンションの購入に躊躇してしまうと思います。よくある質問は、「頭金いくらあれば購入できますか」というものです。答えは明快です。「頭金は多ければ多いほど、住宅ローンの返済が楽になりますので、しばらくの間、マンションの購入は見合わせて、貯蓄に専念なさってください」ということです。もちろん頭金なしでも、フルローンでマンション物件は買えますが、その分、毎月の返済が大変きつくなるということをお考えください。万が一、多少なりともご自分の所得が減っても、十分に住宅ローンが返済できるように準備をしておくことが、必要になってきます。


一般的に、マンションの頭金としては、購入価格の30%を用意するということがいわれてきましたが、最近では、返済額をおさえるか、または、購入額の低い物件を選ぶという選択肢も増えてきました。また、新築物件はあきらめるケースも出てきました。最近は購入したマンションの値下がりから、残債問題が社会問題化していますので、なるべく値下がりリスクを避けるために、底値を狙って、購入するという方も増えています。頭金は、このようなさまざまなケースに応じて、必要額が変わってきますので、一概にはいえませんが、多ければ多いほど、経済的に余裕が出てきて、条件のよい物件を選びやすくなるというメリットがあります。少ないと、物件自体の選択肢も限られてきます。