僕は香川県に住む68歳の鋳物工です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
人生で一番大きな買い物は、「夢のマイホーム」の購入でしょうか。「一戸建て」や「マンション」の購入は、長い人生の中でも、そう何度もできるものではありませんので、マイホームの購入前には十分な検討が必要です。マイホームを購入する際に、多くの方は住宅ローンを使用されます。購入する場合は、年収の5倍程度の住宅の購入が理想とされています。例えば、年収600万円の方であれば、その5倍の3000万円以内の住宅の購入が理想的といえます。もちろん、住宅ローン以外に預貯金を取り崩して、頭金を支払う方もおられますので、この頭金を加算することができます。この年収の5倍の金額に、頭金を加算したものが、購入する住宅の価格とするのが理想的です。
また、頭金については、保有されている預貯金等を全額支払うことは避けてください。マイホームの購入の際には、取得後に、不動産取得税や土地や建物の登記費用、家具や電化製品、カーテン等の購入費用、引っ越し費用等が発生します。これらに備えて、預貯金等の一部を充てることも検討してください。また、住宅ローンの返済金額のほか、マンションでは、維持管理のための共益費や管理費、駐車場代の負担や修繕積立金の積み立てなどが発生します。住宅ローンや頭金以外でも、両親などからの住宅取得資金の生前贈与などを受けることも検討してください。この住宅取得資金の生前贈与をうまく使えば、贈与税がかかることなく、両親などから贈与を受けることができます。