僕は鹿児島県に住む36歳の経営者です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
ある程度の年齢になり、結婚したり子供が生まれたりして、ライフサイクルが変化した際、多くの方は「マイホーム」の購入を検討されるでしょう。そんな中、マンションを購入しようと考えている方の場合、一体いくらくらいを頭金の目標額に設定しているでしょうか。国の金融資産に関する調査では、第一位は500万円(21.2%)です。次いで第二位は250万円(18.9%)、第三位が1000万円(13.3%)、第四位が2000万円(8.7%)となっています。この数字を多いと見るか少ないと見るかは人それぞれですが、おおよそ東京都心では、3000万円強の物件を購入するのに、1000万円弱の頭金を用意している方が多く、他の地域よりも高額になっています。
そもそも頭金の理想額は、「物件価格の2割」と言われています。しかし、それだけのお金を貯める前に、金利が上昇したり、地価が上がってしまったら損をしてしまうと危惧される方は多くいらっしゃいます。そんな方々に嬉しいのが、頭金ゼロでも購入出来る住宅ローンです。これならば、金利が上がる前に買えばかなり得ですし、手元に現金が残るので運用することも可能です。ですが、当然返済額が増えたり、売却時に買値よりも安くなってしまって自己負担金が発生する可能性もあるので、注意が必要です。さらに、マンションを購入する際には、住宅の価格以外にも登記費用などの「諸経費」や引越し代などの「入居費」が必要です。このような点に気をつけ、「マンションを買える」というのは「ローンの審査が通る」ことと同義ではなく、「きちんと返済して行ける」という意味であることを忘れないことが大切です。