僕は神奈川県に住む62歳のマジシャンです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築の分譲マンション購入を考えている方は、頭金の目安はいくらなのか気になるのではないでしょうか。結論からいうと、購入資金の2割が自己資金の目安です。例えば、4,000万円のマンションを購入する時は、その2割の800万円を頭金として準備し、残りの3,200万円を住宅ローンで借りることになります。頭金2割といわれるには理由があります。それは、以前は住宅ローンで借りられる額が、購入物件価格の8割までとしていた金融機関が多かったからです。その流れで、頭金2割が習慣化されたわけです。最近では、購入物件価格の10割、つまり全額まで貸してくれる金融機関が増え、自己資金が2割なくてもマンションが買える場合があるのも事実です。
固定金利で借りられる「フラット35」も、借入れの限度額を物件購入価格の10割までとしています。しかし全額を住宅ローンにすると、返済の負担は増加します。返済途中で、生活に支障をきたす可能性もゼロではありません。そういう可能性を限りなくゼロに近づけるためにも、「頭金2割」という目安は今でも有効です。ちなみに、4,000万円のマンションを買う時、800万円を用意し、3,200万円の借入れをした場合、金利が1.5%で35年ローンだとすると、毎月の返済額は98,000円ほどです。同じ条件で、4,000万全額借りた場合の毎月の返済額は、12万2千円ほどになります。その差が大きいことを認識することは、有益です。