僕は千葉県に住む33歳のネイルアーティストです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
結論からいうと、マンションは頭金なしでも購入することは可能ですが、頭金が多いとメリットも大きいです。住宅購入の際は、頭金は2割準備しましょうというのが一般的な目安でした。これは、以前は物件価額の8割までが住宅ローンで借入れができる上限だったためです。しかし現在では、物件価額の全額を借入れできるようになりました。さらに、諸費用分の借入れまで可能な住宅ローンもあります。頭金もしくは自己資金がなくてもマンションの購入は可能です。しかし、この資金は多ければ多いほど、メリットが多くなります。まずは、住宅にかかる総額の違いです。自己資金が多ければ、借入れ金額が少なくて済みます。例えば3500万円のマンション購入時(30年返済・固定金利)、2割分の資金700万円があるのと、まったくないのとでは、総額で1千万近い差があります。
また、最近一部の金融機関では、頭金が2割以上ある場合、2割未満の場合よりも低い金利を適用しています。この金利差を0.2%とすると、先ほどの例に当てはめて考えると、総額の差は約400万円にもなります。将来的にも、物件の価値に比して、住宅ローンの残高が少なくなるので、売却や借り換えの時にもスムーズに手続きしやすくなります。以上のことをまとめると、自己資金は多いほどメリットがあり、住宅ローンの支払いが軽減されますし、将来売却するなどの場合にもスムーズに運びやすいなど、マンションを購入することによるリスクを軽減する効果があるともいえます。また決められた基準以上の自己資金があると、銀行で金利が減るのはもちろんですが、優良な顧客とみなされ、保証料なしといったサービスを受けられることもあります。