マンションの頭金について(和歌山県/臭気判定士/75歳/男性)

僕は和歌山県に住む75歳の臭気判定士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


ある程度お金が貯まると、マイホーム購入を考え始める人も多いと思います。みんなマイホーム購入に向けていくらを目標に貯めているのでしょう。金融広報中央委員会の「家計の金融資産に関する世論調査(2005)」によると、購入予定者の目標自己資金で最も多かったのは500万円未満(21.2%)。次いで250万円未満(18.9%)、1000万円未満(13.3%)、2000万円未満(8.7%)と続きます。では実際に、マンションを購入した人はいくら貯めて、いくらの物件を買ったのでしょうか。住宅金融公庫調べでは住宅金融公庫とフラット35の融資金額が購入価格の8割までだったので他のローン利用者よりも頭金が多くなっています。


同じ調査で2005年の首都圏の平均価格は3974万円、頭金は1012万円でした。やはり首都圏でマンションを買おうと思ったら、目標は高くなりそうです。一般的には、2割貯めるのが理想と言われています。しかし、2割貯める前に金利や、土地の値段が上がるのが心配…という人は、不動産会社との提携ローンやフラット35と金融機関のローンと合わせることで、頭金ゼロでもマンションは買えます。頭金ゼロのメリットは、金利が上がる前ならお得であること、手元にキャッシュを残しておけること。逆にデメリットは、返済額が増える、売るときに困るかもということです。頭金ゼロよりは、購入価格の1割でもあった方が、毎月の返済額も減るので、生活の変化等のリスクにも対応しやすくなります。