私は山口県に住む57歳の研究員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを購入する場合、頭金はいくらくらい準備すればよいのでしょうか。一般的には、マンションの価格の2割程度は必要とされています。それではいくらくらい必要なのでしょうか。マンションの平均価格は、首都圏の場合は4.000万円強で、関西圏で3.000万円強というデータがあります。これからみていくと、首都圏は800万円程度、関西圏は600万円程度の頭金が必要なことになります。住宅ローン減税などの制度もあり、最近では頭金0でもマンションを購入する人が増えてきていますが、返済のことを考えるとはやり頭金があったほうが負担が軽くすみます。住宅ローンは一生に一度の高額な買いものともいわれ、長期にわたって支払い続けていくものです。
毎月の住宅ローンの額は、月収の2.5割程度が理想的なのだそうです。住宅ローンは30年、35年と長期にわたって続くものなので、家計管理を長期のスパンで考えていく必要があります。住宅ローンを組んだ当初は家計に余裕があっても、子供に教育費がかかるようになってくると家計を圧迫するようなケースもあります。住宅ローンが3割を超えてしまうと、家計運営が難しくなるような場合もあるので、ゆとりのある住宅ローン計画を立てることが大切です。ボーナス払いを選択している人も多いですが、ボーナスは会社の業績に左右されるので、安定した収入とはいえません。頭金をなるべくしっかり準備しておくことが、その後の生活を安定させる重要な要素なのです。