マンションの頭金とは(岐阜県/戯曲家/44歳/男性)

僕は岐阜県に住む44歳の戯曲家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入する場合には、物件価格の他にも諸費用が必要になります。この諸費用は、新築分譲マンションを購入する場合であれば、登記費用がメインになると考えることができます。一方、中古物件を購入する場合ならば、不動産業者の仲介を受けるケースが大半なので、登記費用プラス仲介手数料も発生することになります。この諸費用の金額は、決してバカにできるような金額ではありません。新築物件か中古物件かで大きく違ってきますが、概ね物件価格の5~10%程度かかるのが普通です。よく物件価格全額を借りることができるローン商品が紹介されていますが、物件価格全額を住宅ローンでまかなうという場合でも、この諸費用分は別途用意しておく必要がありますので、自己資金が全くゼロでの購入はあまり現実的ではありません。


多くの場合、用意してある自己資金をこの諸費用と頭金にあてます。頭金というのは、物件価格のうち現金で用意することができる費用のことを指しています。マンション購入にかかる費用全額を現金で用意することができるという人は滅多にいませんので、自己資金ではまかない切れない分を住宅ローンの利用でカバーする人がほとんどです。しかし、金融機関で住宅ローンを組むためには、かなり厳しい審査を受けることになります。また、審査結果が出るまで、長い時間がかかることが多いです。ギリギリまで待たせられた挙句に、審査で否認されるというケースが少なくありませんので、できるだけ頭金の額を大きくしておくのが望ましいです。なぜかと言いますと、借入金の額が小さければ小さいほど、審査に通過できる可能性が高くなるからです。