マンションの間取りは生活導線を考慮して。(岐阜県/リポーター/51歳/女性)

私は岐阜県に住む51歳のリポーターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの間取りを見て購入を考える時、どんな事に注意すれば良いのでしょうか。購入前にモデルルームなどで建物の見学を行いますが、部屋の印象に目を奪われがちで、実際に住んだ後の暮らしやすさに頭がいかない場合が多いです。理想的な間取りの住まいとは、合理的な生活導線を実現したものだと言えます。毎日お家で家事をおこなっている奥様にとっては特に、家事が「最短距離」や「最短時間」で出来るという事は大変重要です。たとえば洗濯物を干す時に洗濯機から出してすぐに干せる場所に物干し台があるとか、料理を作ってからダイニングテーブルに運ぶまでに障害物が無くスムーズに運べるとか、変な段差が無くストレス無く掃除機がかけられる事などでしょうか。


また年頃の娘さんがいる家庭などは、お風呂場から自分の部屋までスムーズに移動が出来るとか、朝の身支度の際に渋滞しないなどでしょうか。つまり、お風呂場を出てから部屋に行くまでに、玄関前の廊下を横切る構造になっている間取りなどは、不意に来客と出くわす場合もあるでしょう。また、洗面所のスペースが極端に狭いと、朝、何度も家族とぶつかってしまうでしょう。また、来客時でも困らない場所にトイレを作るのも重要です。たとえば、来客時のリビングを横切ってトイレに行かなければならなかったら、とても気まずいですから。つまり、家族全員がストレス無く快適に暮らせるマンションの間取りがベストであり、満足度の高い住まいと言えるでしょう。マンション購入前に、家族の生活導線をとことんシュミレーションして、理想の間取りを見極めましょう。