私は山梨県に住む35歳のスタント・パーソンです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを購入しようとした場合、新築なら特にパンフレットでの確認が主になるはずです。パンフレットにはそのプランに応じた部屋の間取りが書かれています。もちろん一つの目安としてその寸法は役立ちますが、気を付けておくべきなのはこの寸法は壁の中心からのものであるということです。ですから部屋の実際に使える空間の寸法を知るためには、「有効寸法」で確認する必要があります。部屋の広さを畳の枚数で表記する「畳数寸法」についても同じことが言えます。この畳数も壁の中心からの寸法で計算されていますから、たとえば同じ6畳間でも狭く感じることがあり得ます。さらに、間取りのトータルの面積も同じ基準で計算されています。構造や壁の厚み次第ではさらに狭く感じることもあるかもしれません。
担当の方に実際に使える有効寸法について聞くのが一番早い方法です。それから設計図面を見ると、はっきりとした寸法がすべて書かれていますから参考にすることができます。寝室や子供部屋などはイメージだけで済ませてしまい、机やベッドが入らなかったということがないように、リビングと同じようにしっかりとチェックしてください。それから意外と確認し忘れるのが、天井や梁までの高さです。特に今よりも低くなってしまうと、強い圧迫感を感じることがありますから、今住んでいる部屋との比較をしっかりしておくことも重要な点です。今は住み方に合わせて間取りを選ぶ時代になっています。しっかり時間をかけてチェックして、今だけではなく将来計画している家族生活でも問題が発生しないことを確認しておきましょう。