私は高知県に住む52歳のホラー作家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションによっては、床暖房やIHクッキングヒーターなどが標準になっている物件もあります。しかしオプションや設計変更によって、希望者のみ変更に対応する物件もあります。床暖房には、電気とガスの2種類があり、フローリングの床材も熱に強いものに替える必要があります。電気式の床暖房の場合は、薄いシートを床下に敷くだけで済みます。しかしガス式の床暖房は、給湯器の容量を増やし、温水を通すシートを床下ひ敷く必要があります。そのため変更を希望する場合は、早い段階でないと間に合いません。また、その床もコンクリートに直張りではなく、二重床という条件があります。ただし、自分の希望をかなえるためとはいえ、設計変更をやりすぎないことが大事です。
床暖房などの設備の変更はいいにしても、あまり奇抜で個性的な間取りの部屋にしてしまうと、いざマンションを売却するときに売れにくくなります。仮に、とにかく広いお風呂が欲しいという変更希望の場合、他のスペースを削る必要があります。浴室が6畳で寝室が4畳というような部屋では、一般的には売却しにくいです。浴室を広くするのではなく、お風呂のタイルやパネルにいろいろ手を加えて、半身浴ができるようなベンチを取り付ける程度のアレンジなら大丈夫です。間取りの変更は、自分自身が日常を快適に暮らすために、必要なものを追加するということです。住宅はあくまでも、自分がゆっくりとくつろぐという目的を中心に考えることが大切です。