マンションの間取りのポイントは採光です(福井県/海人/50歳/男性)

僕は福井県に住む50歳の海人です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一般的な分譲マンションは、外廊下側に入口があって、バルコニーが南向きになっていて、両側が隣室との壁になっています。採光ができるのは、南向きのバルコニーに面した部屋だけになります。外廊下からも外の光が入らないわけではありませんが、北向きですのであまり明るいとは言えません。それでも、外廊下に面した部屋には窓は作れます。しかし、窓の外は多くの住民が行き来する外廊下ですので、窓を解放することは難しいです。外廊下にもバルコニーにも面していない部屋は窓のない部屋になります。居室そのものがいわゆる角部屋と呼ばれるマンションの角地にあればベランダ以外に窓がありますが、そのような居室は分譲価格が高くなっています。


一般的な間取りは縦リビングと呼ばれるものであって、ベランダから居室の中心に向かって縦長のリビングがあり、それと平行する形で寝室などがあります。ベランダに面する部屋を2部屋にすることで、採光のある部屋数を確保しているのです。一方で、横リビングと呼ばれる間取りがあります。これはベランダが全てリビングに面している形であって、採光のある部屋は1部屋になってしまいますが、リビングが広く取れて、太陽の明かりがリビング全体に入ってきますので、居室全体が明るくなります。居室の中央に配置されたダイニングやキッチンへも光が届きますが、寝室が窓のない部屋になるような間取りになります。最近は横リビングの間取りも増加しています。