私は鳥取県に住む34歳の経済評論家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

マンションの間取りについては、一般的には建物の陽光の入る南面に居室を設け、北側には玄関や浴室、トイレなどの水回りを配置する場合が多いものです。居室を配置する場合には窓の無い場合もあり、暗くて風通しの良くない室になり勝ちです。よってドア部分などに風通しの工夫が必要になります。廊下も開放型であれば雨や北風も入ってくるので計画上も工夫が要ります。通風は大切であり、ドアの代わりに引き戸を付けることで調整でき効率的となる場合もあります。動線や採光も大切な要素で、室を配置する場合水回りの領域を丁度中央部に設けるという方法があります。つまり台所、流しや浴室、トイレ、洗面所を南北の中間あたりに配置する方法で、通路も取れてどの部屋からもアクセスが平等になります。

バルコニー側の居室は2室取れれば不足はありません。その場合にはどちらか一方はリビングダイニングのような室にしておき、閉鎖的な居室を通らないとバルコニーに出られないことがないように配慮されていることが大切です。南北の中間所に居室を設けるときは、開放的な建具で仕切るようにして明るくて通風も良い作りであることが望ましいものです。エアコンなどはバルコニー側との距離もあるので設備費用もかかり、大きな居室と兼用にしてもかまわないものです。少子高齢化を始めとして社会情勢の変化と共に家族形態の多様化やニーズ、ありかたなど変化して来ています。それに合わせてマンションの間取り、プランニング計画も進化する方向へ向かっているものと思われます。