私は長野県に住む30歳の青年海外協力隊員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを買う為の年収ですが、これは購入対象となる物件の値段によりけりです。高価な物件には、それ相応の月々高額な支払いが待っていますし、無理なく払える安価なマンションも沢山あります。理想的なローンの支払い方は、月々の返済額が一桁で済む方が、生活への負担は軽いと言えましょう。会社員の方も、厚生年金や社会保険などを給料から差し引かれると、手取りの現金が実際支給額の半分近くになってしまいます。若い人ですと、手取り20万円もあればよいほうではないでしょうか。もし月々10万円もローンの返済にあてると、生活費の半分が無くなるわけです。さらに、残りの半分から光熱費が出ていきますので、下手したら赤字になりかねないですね。
こうした現状から、若いご夫婦は共稼ぎされるわけです。共稼ぎをしてもなお、生活は倹約の繰り返しでキツキツというご家庭が多いことでしょう。返済の仕方は、大きく二通りあるのではないでしょうか。毎月の支払額を少なめにして長年払い続けるか、毎月払える最大ギリギリの返済額まで組んで、ローンの期間を短く済ませるかですね。前者ですと金利を多めに支払いますが、毎月の生活は少し余裕が持てます。日々の生活にゆとりを持つのなら、月々を少なめの返済にして長くローンを組む方法もよいのではないでしょうか。一方、とにかくローン期間は短くないと嫌だという方は、若いうちに先行して払い終えるタイプの方達で、相当な倹約をしながら頑張れば、これも可能ですね。どちらの方法でも、自分が納得して組むようにしましょう。