私は石川県に住む58歳の美術です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを購入しようとする時に検討するのは住宅ローンを借りられるかどうかということと返済です。住宅ローンの審査の基準は、年間の返済元利金が税込み年収の35パーセント以内であることです。一方で、購入を検討するマンションは税込み年収の6倍以内を目安にするのが賢明であると言われています。税込み年収が5百万円であれば3千万円以内の物件を求めるのが一般的には好ましいと言われているのです。住宅ローンを借りる場合にも、自己資金をどれだけ用意するか、あるいは借入をする年齢によって返済期間を何年まで設定できるかによって、返済金額は異なってきます。年収がアップすることを前提に住宅ローンを組むことも少なくありません。
確かに、多くの人が住宅ローンを借りた時点よりも年々収入が増加します。企業に勤務している場合には役職が上昇するに従って収入がアップすることが多いです。しかし、それを前提にして住宅ローンの審査はできませんし、借入をする人も年収の増加を前提に返済計画を立てることはできまでせん。現在の収入で無理なく返済できる金額の借入にする必要があります。保守的に検討するのであれば、収入が減少することまで想定するべきですが、そこまで慎重になる必要性は乏しいと言えます。マンションを購入する人の多くは、結婚や出産というライフイベントのタイミングであって、それまでの賃貸住まいから自分の持ち家に移行する決断をする時になります。