僕は香川県に住む57歳のミキサーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの購入を検討するときには、価格や立地条件など目先に感じることを優先的に考える人もいますが、中にはどれだけ長く住むことができるのかを考えている人もいます。高いお金を出して購入する物件なので、できるだけ良い状態で長く住みたいと言うことは多くの人が願うことです。しかし一目見ただけでは、この物件がこの先どれくらい持つのかと言うことがわかりません。従って国ではその耐用年数について基準が設けられています。現在我が国では、国土交通省が2002年に作成した資料に基づいてその年数を判断しています。ここではマンションの平均寿命は46年ということになっています。また立て替えの着工期間は建設されてから37年ということになっています。
これらの数字を見て意外と短いと感じる人が多いですが、これらはあくまでも目安です。必ずしもこの期間を過ぎてしまうと建物が壊れると言うことではありません。マンションの中には長い間人が住んでいるところもたくさんあります。従って建物が長く持つかどうかを判断するときには、この建物がどのようにして今まで維持や管理が行われてきたのかと言うことをしっかりと確かめることが大切です。我が国は地震が多い国です。従ってもし地震が起きたときに、しっかりと建物が揺れに耐えることができるように、耐震工事が行われているのかと言うことも確認するようにします。マンション購入の際には、この先長く住むことになるので、このような耐用年数や安全に関してしっかりと調べるようにします。