マンションの購入と年収(滋賀県/プロデューサー/73歳/男性)

僕は滋賀県に住む73歳のプロデューサーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


高額なマンションを購入するためには,前もって購入資金についての計画を立てて準備する必要があります。年収を超える価格の物件を購入することになるのですから、無計画な借入れはできません。マンションは、立地条件や居住面積、内装の違いなどによって価格差が生じてきます。また、新築と中古でも当然価格は異なるので、用意する購入資金も異なってきます。購入する際には、現金での一括払いや相当額の頭金を準備できる場合を除き、住宅ローンを組んで購入資金を確保することになります。高額な住宅ローンでは返済期間が長期になるため、安定して返済できる必要性があります。すなわち、マンションの販売価格、ローンで借入れる資金、返済するための年収が相互に、そして密接に関連してきます。


一般に、マンションの購入価格は、年収の5年分以内と言われています。住宅ローンの統計でも、年収の4年から6年分の範囲のローンが一番多くなっています。しかしながら、個々人によって事情や条件はそれぞれ異なりますので、借入れに際して十分な検討は必要です。準備できる頭金によって、借入金額や返済期間が大きく変わりますし、年収の中に不確定要素のあるボーナスを含めるか否かによっても結論は異なります。そのほか、家族構成の変化や子供の成長による教育資金の増加など、将来的に変更が予想される条件についても、予め十分考慮しておく必要があります。返済予定額の年間収入に占める割合が過大だったり、日常生活を圧迫するような返済計画は慎まなければなりません。