僕は北海道に住む70歳のスタントマンです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの買い時は価格、ローンの金利、税制優遇措置の3つの要素で決まります。物件の価格は景気が良いときは高くなる傾向にある一方で、不景気になりますと安くなる傾向にあります。このことを考えますと、好景気のときよりも、不景気のときのほうが買うのに最適な時期であるということになります。かつて起きた世界的な不況の中では物件が多く売れ残り、その価格も大きく下落しました。住宅ローンの金利の動向もマンションの買い時を見極めるためにはチェックすべきポイントの一つです。35年など、長期の返済期間でローンを組む場合は、金利が1パーセント違うだけで総返済額に数百万円もの差が出てしまうこともあります。金利が低いときには1パーセント以下の金利のローンが提供されることもあります。
マンションは、こういった金利の低いローンが提供されているときも買い時であるといえます。そして、不動産関連の税制優遇措置も、マンションを買う時期を見極めるための重要な要素です。こうした税制優遇措置は景気浮揚の目的で行われているため、大幅な軽減や優遇が受けられることが多いです。税制優遇措置の内容によっては、10年もの間ローンの残高の1パーセント前後の控除が受けられます。また、省エネ性能の高い物件を購入しますと省エネ住宅関連の税制優遇措置が受けられることもあります。住宅ローンの種類によっては省エネ性能の高い物件を購入するだけで金利優遇が受けられることもあります。有利な税制優遇措置がとられているときが、マンションの買い時であるといえます。