私は島根県に住む54歳の医療監視員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの買い時、売り時も難しいといわれます。今回の消費税増税に伴ういわゆる「かけこみ」で販売件数が大きく伸び、不動産会社は儲かったといいますが、消費者側からの視点で見た場合に本当にこのタイミングでよかったのかということです。今回のタイミングは、十数年ぶりの増税という特殊要因がありましたので、なんともいえませんが、マンションの実際の販売実績とその価格との兼ね合いで、買い時、売り時というのですが、それは後で振り返ってみないと解からないものです。昨年9月に2020年のオリンピックが東京の開催で決まり、日本中が歓喜の輪に包まれたのは記憶に新しいところです。これにより少なくともその年までは、好景気が続くといわれています。
しばらく続くと予想される好景気をにらんで、昨年には、販売額数億円という高価格帯のマンションが次々と売れたとされています。日本人だけでなく、中国の方なども多く購入したということです。まさに買い時と判断した結果だと思います。また、数年ぶりに首都圏を中心に土地の価格も上昇に転じたというところが多かったといいます。これに関しては、好ましいことばかりとはいえませんが、景気を考えた場合には良かったといえます。もちろん日本全体で考えた場合には、地方において高齢化して若い人がいなくなっていくという構造的な問題に取り組まなくてはいけないという事実はあります。ともあれ今年も居住用の分譲タイプのマンションの販売は好調とされています。