マンションの買い時について(宮崎県/助教/41歳/男性)

僕は宮崎県に住む41歳の助教です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


大半の人にとって人生で一番高い買い物になるといわれているのがマイホームの購入です。平成26年4月に消費税が5%から8%へと増税されるタイミングにあっては、増税前がマイホームの買い時であると考えて、増税前に駆け込みでマイホームの購入を決めた人も多くみられたと思われます。マイホームの購入は金額も大きいので3%の増税であっても、影響額は100万円前後となるからです。なお、消費税は土地の取得にはかかりませんので、同じ金額であっても一戸建てよりマンションを購入するケースの方が影響が大きくなります。こうした増税の影響もさることながら、不動産の価格については、その時々の景気の動向などの影響も大きく受けることとなります。


1980年代後半のバブル景気の際の異常な高騰をはじめ、近年では2008年のリーマンショックの前後では不動産価格は大きな変動をしています。そのため、高額な買い物である不動産を賢く購入するにはこうした景気動向にも注目する必要があります。また、マイホームの購入にあたって大半の人が利用するであろう住宅ローンの金利に着目してみると、現在は歴史的にみても非常に低金利な状態となっており、新たに長期のローンを組む時期としては借り手にとって有利な時期であるといえます。住宅ローンは一般的に長期間かつ借入額も大きくなりますので、わずかな金利の違いであっても総支払額を計算してみると100万円単位の違いが出ることもあります。