マンションの買い時について(神奈川県/官房長官/39歳/女性)

私は神奈川県に住む39歳の官房長官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの買い時がいつかということは、究極的に言ってしまうと人それぞれということになります。いくら良い物件が売りに出されていても、自己資金をほとんど用意できないような状態で購入契約を結んでしまうと、少し生活状況に変化が起こっただけで暮らしが圧迫されてしまう可能性があります。また、収入が少なければ住宅ローンの融資額も自ずと制限されてしまうことになりますので、購入代金を準備することが難しくなってしまいます。ですから、まずそのような問題を最低限クリアしている必要があります。ただし、貯金がほとんどなく、年収額が低かったとしても、親から無税の贈与を受けたり、共稼ぎの夫婦が収入を合算する方法などがありますので、簡単に諦めてしまうことはありません。


その上でマンションの買い時を考えるのであれば、住宅ローンの金利設定ができるだけ低くなっている時を狙うようにするのがポイントになります。金利が1%違うだけで総支払い額が百万円単位で変わってくることになりますので、金利の設定がどうなっているのかという問題を見逃すことはできません。ここ数年の日本は世界的に見ても最低水準の金利になっています。銀行に預金して自己資金を貯めようと考えても金利で増やすことを期待することはできませんから、低利の住宅ローンを組んでマンションを購入してしまうという選択肢にも十分に意味があります。消費税増税がもう1回予定されていますので、さらに税額がアップしてしまう前のタイミングで購入してしまうというのも一つの方法です。