僕は岐阜県に住む28歳の歌舞伎役者です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
多くの人にとって人生で一番高い買い物になるといわれているのがマイホームの購入です。高額な買い物であるがゆえに、多くの人が住宅ローンを利用して購入することとなります。住宅ローンの金利は市場の金利動向によってその時々で変動しますが、現在は歴史的にみても極めて低金利な状態となっています。住宅ローンは借入金額も大きく返済期間も長期にわたることが一般的なため、わずかな金利の違いでも総返済額が大きく異なることとなります。そのため、低金利である現在はマンションの買い時であるとも言われています。また、平成26年4月からは消費税が5%から8%へと増税がされましたが、今後はさらに10%への増税が予定されていることから、そうした観点からも早く購入したほうがよいとの見方があります。
こうした金利動向や消費税の動向にももちろん注目すべきですが、不動産価格については景気動向によって大きく影響を受ける傾向があります。1980年代後半のいわゆるバブル景気時には不動産価格は大きく高騰しましたが、その後は大きく下落をしています。本当に買い時かどうかはこうした景気動向にも注視して判断することが重要となります。また、各家庭という単位で考えると、こうした不動産価格の市場動向もさることながら、それぞれの家族が本当にマイホームを必要としている時期かどうかということにもっとも着目して購入すべきかどうかを考えることが大切となります。自分たち家族が必要としている時期こそがその家族にとっての買い時であるともいえます。