僕は広島県に住む56歳の新聞記者です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの購入を考えたら、その買い時を見誤らないようにすることが大事だと言われています。自分の年収の状況をよく把握した上で毎月のローンの返済が可能かどうかシュミレーションする必要もありますし、ローンの金利の流れについても敏感に察知しておくことが重要になってきます。例えば、景気が回復傾向にある場合には、住宅ローンの金利は上昇傾向になります。たとえ1%の金利上昇であっても、多額の購入費に掛け合わされば、かなりの支払いを余儀なくされることになります。また、新築マンションの場合は、景気の回復と共に販売価格も上昇してしまうため、金利と同時に通常よりも高い金額で購入することになります。新築マンションは、購入時期によって支払い総額が変わってくるのです。
対して中古マンションの場合は、景気に住宅ローンの金利は左右されるものの、販売価格そのものは新築物件のように影響を受けることはありません。むしろ、高齢化などで空家になってる中古物件が増加していることから、一部では値崩れしてリーズナブルな価格で購入できるようになっています。全体の景気動向や販売価格の推移を敏感に察知しつつ、自らの収入の状況を冷静に判断することで、自分のベストタイミングでマンションを購入できるようになります。増税前の販売価格が安い時が買い時だと思われがちですが、その後の金利の状況では、逆に損してしまうことにもなりかねません。購入前には、先の見通しを立てて入念に計算しておくことが大事です。