マンションの買い時について(岩手県/士官/49歳/男性)

僕は岩手県に住む49歳の士官です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


大半の人にとって人生で一番高い買い物になるといわれているのがマイホームの購入です。平成26年4月に消費税が5%から8%へと増税された際には、増税前がマイホームの買い時であると判断して、購入に動いた層が少なくなかったとみられています。3%の増税とはいえマイホームのような金額の大きな買い物となると、その影響額は100万円前後となるからです。なお、土地の取得については消費税はかかりませんので、一戸建てとマンションとを比べた際には同価格帯であればマンションの方が消費税の増税の影響を大きく受けることとなります。また、こうした増税の影響もさることながら、不動産の価格はその時々の景気情勢によっても少なからず変動します。


1980年だ後半のバブル景気時の異常な高騰はいうまでもなく、近年では2008年のリーマンショック前後でも大きく不動産価格が変動しています。消費増税よりもこうした不動産の景気動向の変動による価格の変化の方が大きいので、マイホームの買い時を判断するに当たってはその時々の景気情勢にも注目しておくことが大切です。買い時を判断するうえで重要な要素の一つとなる住宅ローンの金利については、現在は歴史的にも極めて低金利な状況が続いています。住宅ローンは長期間の返済かつ借入額も大きくなることが一般的ですので、わずかな金利の違いでも総支払額が100万円単位で違ってくることも少なくありません。こうした点を考慮すると現在は比較的マンション等を購入するには買い時であるともいえます。