マンションの買い時について考えよう(鳥取県/漫画原作者/26歳/女性)

私は鳥取県に住む26歳の漫画原作者です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


2014年4月から消費税が5%から8%へと増税されましたが、その前に駆け込みでマンションを購入した人も少なくないのではないでしょうか。また、2015年10月からは10%への増税も予定されています。マイホームは人生で一番の高い買い物になりますので、増税の影響を大きく受けることとなります。そのため、増税の前が買い時でできるだけ早く買った方がよいともいわれますが、一体一番の買い時というのはどのタイミングなのでしょうか。たしかに販売価格は増税の影響も受けるのですが、販売価格については不動産市況の影響も強く受けます。実際消費税の増税前のいわゆるリーマンショック前の方が今よりも住宅の販売価格は高かったともいわれます。


また、住宅ローンを組んで購入するにあたっては、住宅ローンの金利も購入に大きな影響を与えます。結果としてローン金利が高いとその金利負担分だけ総支払額が増えることとなるからです。その点、現在の長期金利は歴史的にみても極めて低い水準となっていますので、新たに住宅ローンを組む時期としては非常に有利な時期で、住宅の買い時と考えることもできるでしょう。もちろんこうした要因について考慮するのも重要ですが、必要性の高くないときに購入するのが一番もったいないことですので、自分たち家族が一番必要とする時期に無理のない返済計画を立てて、身の丈に合ったマイホームをじっくり探して購入するのが一番よいのではないでしょうか。