マンションの耐用年数(長崎県/園芸家/35歳/女性)

私は長崎県に住む35歳の園芸家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


皆さんの中にマンションの耐用年数を知っている人はどの程度いるのでしょうか。巷ではだいたい60年程度もつと思っている方が多いようですが、実際の耐用年数と皆さんが思っている年数の間には大きな隔たりがあります。そもそもこの60年という数字はどこからきているのでしょうか。一説によると以前の法律で60年以上の年数もつことが最低の基準とされていたため、その知識が広まったのではないかといわれています。しかしその知識は間違っています。現在では法律は改正され、コンクリート製の住宅の耐用年数は47年にまで引き下げられてしまっているのです。さらに建物の造り、住んでいる住民がそれぞれ違うマンションでは同じ年数もつとは限らないわけです。


では実際の年数はどのようなものになっていいるのでしょうか。国土交通省が発行したデータによるとマンションの平均寿命は46年建て替え物件の着工工事は筑後36年というデータがでているそうです。このデータを見ると世間一般の認識と現実のギャップに驚かされます。もちろんこの数値は平均値なのでもっと長持ちするものもあれば、逆にこの数値よりも持たないマンションもあります。できるだけ長持ちする物件に住みたいと思うのは当たり前のことですが、どのようにして長持ちするマンションを判断すればいいのでしょうか。なんと現在では専門の知識がなくても優秀な物件を判断することができる制度があります。それは「住宅性能表示制度」というもので住宅の性能をわかりやすく数値で表示するので素人でも簡単に優秀な物件を判断することができます。この制度をうまく利用し、長持ちする物件を判断するうえでの参考にしていただければ幸いです。