私は徳島県に住む57歳の顧問です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一般の住宅が30年から40年程度でリフォームや取り壊しをされることが一般的な現代、マンションの耐用年数はどのぐらいなのかということを調べてみました。一般的に何となく60年程度と思われているようです。しかし、実際には40年弱で取り壊される物件が多いというから驚きです。マンションの耐用年数とは言っても、個別の事例によって異なることもあって、一概には何年と言い切れないのが本当のところです。ただ、耐用年数を左右する要素というものがあります。それは、建物本体の劣化のしにくさ、設備配管等の手入れや交換のしやすさ、入居後の適切な手入れ、地震などの災害の影響などがあります。建物本体については、主に鉄筋コンクリートの質が問題となります。
鉄筋コンクリートに混ぜられている水分量がひび割れ等の劣化に大きく影響します。また、鉄筋に被せられているコンクリートの量も多ければ鉄筋が錆びにくくなり、鉄筋が長持ちします。こういったことも知識の一つとして知ってると、本当に資産価値のあるマンションを選ための指標として役立ちます。他にも、耐震性に対する評価なども高いものを選べば安心です。金額が高価なものであるだけに表面的な価格だけに惑わされてしまがちです。もし、一生の住まいとしてマンションの購入を考えているのであれば、構造物としての安全性と耐久性についての知識を得ておくことが重要です。ほんの少しの努力と注意力が将来の安心につながりますから、やっておいて損はありません。