僕は宮崎県に住む21歳のオートレース選手です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
現在のマンションの法定耐用年数は47年となっていて、国土交通省の2002年の報告書ではマンションの寿命は46年、建て替え着工時期は37年となっています。この耐用年数は平均をとっていて、60年以上持つ物件もあれば、30年で取り壊されてしまう物件もあります。どうして物件によって耐用年数に違いが起きてしまうかというと、建物本体の構造が関係していることが多いです。マンションは鉄筋コンクリート造のところがほとんどですが、この鉄筋が錆びることにより劣化が始まります。鉄筋が錆びないようにコンクリートで固めているわけですが、時間経過とともにコンクリートにヒビが入り、そこから雨などの水がはいりこむことによって劣化していってしまうのです。
このコンクリートの強度が耐用年数に差が出てきてしまうことになります。その他にも設備などの維持管理やメンテナンスができなかったり、地震などの外的要因も劣化の原因となります。一般の人にはどんな構造をしていれば耐用年数が長くなるのかということを知るのは難しいですが、簡単にわかる方法として、住宅性能表示制度というのがあります。この制度は建物がどれくらい長持ちするように建てられているかをわかりやすく表示しています。現在の新築マンションではこの制度を利用していることが多いので、参考にしてみましょう。マンションは一生モノの高い買い物です。できるだけ寿命が長いほうがいいので、不動産会社や施工会社に問い合わせたりして見極めるようにしましょう。