マンションの耐用年数を決める要素について(神奈川県/バリスタ/51歳/女性)

私は神奈川県に住む51歳のバリスタです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの耐用年数は、法律上では47年、建て替えが行われえ時期として最も多くなっているのが築37年となっています。つまり、30年から40年程度が一般的なマンションの耐用年数となっています。この耐用年数がより長いマンションを選ぶためにいくつかのポイントがあります。まずは、コンクリートの厚みがあります。コンクリートの厚みが厚いほど、そのマンションの年数は一般的に伸びる傾向にあります。また、コンクリートの質について水分をあまり含まない、良質なコンクリートが使用されているかによっても左右してきます。また、コンクリートへの中性化対策がされているかについても、長持ちするための年数を決める大きなポイントとなります。


さらに、配管類の配置も寿命に大きく左右するといわれています。上水道や下水道などの配管類は劣化が早く、建物自体は40年から50年程度持ったとしても、配管類は20年程度と寿命が短くなっています。その為、建物のコンクリートや鉄骨には問題が無くても、配管類の劣化により取り換えたくても取りかえれない構造になっている場合、建物全体の建て替えが必要になる場合があります。その為、配管類をコンクリートに埋め込んだ構造になっていないかについても、寿命を決める上で重要な要素になっています。また、特に最近建築されている新しいマンションでは、昔の物件に比べあらゆる面で技術が進歩しており、その寿命も長くなっている傾向にあります。