マンションの耐用年数を左右するもの(福岡県/書道家/68歳/男性)

僕は福岡県に住む68歳の書道家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションには耐用年数というものがあります。これはどのようなことを言うのかというと、どれくらい建物として利用することができるのかと言うことです。従って住んでいる側としては、とても重要な建物に関しての指標と言うことになります。この耐用年数を左右するものに関してはさまざまなことがありますが、その中にコンクリートの水セメント化というものがあります。マンションの構造の基本となっているのは鉄筋コンクリートですが、この部分がしっかりとしていると構造が丈夫になっているということになります。しかしこの部分がさびてしまうと劣化が進んでいると言うことになります。この劣化はなぜ起こるのかというと、コンクリート部分にひびが入ってそこから雨水などが浸透してくるからなのです。


ひびが入りやすいのは、セメント部分に水がたくさん使われているからなのです。このほかには鉄筋コンクリートを覆うコンクリートの厚さも劣化に関係してきます。この覆っている部分のコンクリートの厚さが厚くなればなるほど、中の鉄筋部分はさびにくくなります。従ってセメントの部分に水分をあまり使っていなくて、鉄筋部分を覆っているコンクリートの厚さが厚いマンションに関しては、その耐用年数は長いということが言えます。このような専門的なことに関しては、自分一人では判断することができないので、専門家の人の話を聞いて確認するようにします。またマンションの耐用年数に関しては、このような工事に関することの他に、維持管理の方法によっても変わってきます。