僕は宮城県に住む55歳の教員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
住まい選びで気になるのは耐用年数です。特にマンションは外見が綺麗なだけでは判断できない事もあります。耐用年数を確認する事は耐震性や安全面、快適性等にも大きく関わってくるのでマンション選びには外せないポイントです。マンションはかつて60年は大丈夫と考えられてきましたが、税制改革等によりおおよそ40年から50年程と言われます。しかし30年から40年程で取り壊されてしまう物件も多く見られます。その多くはコンクリートの質にあります。水との比率により脆く崩れてしまうコンクリートの建物は早く老朽化するようです。そして配管設備等がコンクリートに埋め込まれている構造の建物は取替えが出来ないので配管が使えなくなると建物を取り壊さなければならなくなります。
新築マンション購入をする場合、住宅性能表示制度が一つの目安になります。中古なら既存住宅性能表示制度です。この制度の利点として利害関係のない第三者によるものである点は大きいです。特に中古は外壁の痛み具合等がこれから住むにあたってどれだけ建物自体に影響してくるのか客観的に知りたい所です。そして耐震性能も確認しておきたいポイントです。昭和56年以前の建物は旧建築基準で建てられた物件です。しかし耐震工事をしていたり、メンテナンスや管理をしっかりしていると耐震性能が良い場合もあるので古いからと言って一概には決めつけられません。自分達の将来設計や予算に応じて最適な物件選びをするにはネットを通じてこれらの情報集めをする事が先決です。