マンションの耐用年数は長いものでは90年(宮崎県/運転手/48歳/女性)

私は宮崎県に住む48歳の運転手です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションは外壁が古くなるときれいに改修すればずっと住み続けられると思っている人もいますが、内部の鉄筋が錆びたりコンクリートがもろくなってひび割れをするようになると地震にも弱くなるので取り壊さなくてはいけなくなります。マンションの平均の耐用年数は46年で、中には30年程度で取り壊されるところもあります。建物が弱くなっているほか中に通してある配管が古くなって取り壊すしかなくなるのです。一方で長持ちするマンションもあり、耐用年数が90年というものもあります。購入するのならなるべく長持ちするマンションを買いたいものです。ショールームを見学する時には、室内の使いやすさやインテリアだけを見るのではなく、耐用年数のこともしっかり説明を受けておく事が大切になります。


簡単に耐用年数がわかる方法に住宅性能表示制度を受けているかどうかがあります。劣化対策をどのくらいとっているかによって等級が違うので、高い等級のところを選ぶと安心です。またマンションを支えている鉄筋は水に弱く、錆びると耐久性が落ちてしまうので水がしみ込みにくい外壁は一般に長持ちしやすくなります。タイル張りがしてあったり、モルタルが塗ってあると雨が降っても中まで水がしみこまないので安心です。鉄筋を保護するコンクリートが厚いと、より耐用年数が長くなります。またきちんとした工法で建てられていても、時間が経過すると補修しなければいけないところがでてきます。この時きちんと管理をしてこまめに補修をしたりメンテナンスをしておけばより一層長く良い状態ですみ続ける事ができます。入居後の管理体制のことも考えておく事が大切です。