マンションの耐用年数は何年か(福井県/学長/20歳/男性)

僕は福井県に住む20歳の学長です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの耐用年数はいったい何年なのでしょうか。60年くらいは平気だという人もいれば、40年がいいところ、いやいや100年は持つらしいなど、さまざまな意見が飛び交います。建物の違いによって多少の差が出ることは仕方のないことですが、これから購入しようと思っている人にとって、耐用年数が何年なのかは重要な問題です。一律とまでは行かないにしても、マンションの平均的な耐用年数を知ることと、今住んでいるマンションやこれから買おうとしているマンションの耐用年数が大体どれくらいなのかはやはり知りたい所です。2002年に国土交通省が発表した報告書によると、平均寿命は46年、建て替える場合の着工時期は平均37年となっています。


これはあくまで平均ですから、それよりも長い数字の出る物件ももちろんあるでしょうし、短い物件ももちろんあると思います。同じ鉄筋コンクリートの建物なのに差が出て来るのは、鉄筋を守るコンクリートの暑さや、入居後の適切なメンテナンスをこまめにしたかなどによってもだいぶ変わって来るようです。では、これから購入しようとしている人が、その物件の耐用年数がどれくらいかを知るにはどうしたらよいのでしょうか。素人にはなかなか判断しづらいのが現状だと思いますが、参考となる見極め方法の一つとして住宅性能表示制度というものを利用する方法があります。その中の、「劣化対策等級」という項目をみると等級が書かれています。等級3が、おおむね75年から90年、等級2が、おおむね50年から60年等級1が、建築基準法に定められた対策がなされている(最低基準)と記されていますので、等級が幾つなのかを是非参考にしてみてください。