私は宮城県に住む55歳のルポライターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの耐用年数は一般的に60年と言われています。一方で、40年程度で取り壊されるマンションも存在します。60年と言うのは法によって決められたものですが、90年代後半に改正され、それ以降に建てられたマンションは47年となっています。しかし、これはあくまで法定耐用年数であって、物件ごとに大きな差は無いと言えど建てられ方は違いますし、住む人も一人一人違うので住み方も異なり、実際は少し変わってくることもあります。近年では46年が建物の寿命であると言われていますが、それより短い期間で取り壊されるものもありますし、もっと長い期間住めるものもあります。同じような物件でも耐用年数に差が生じるのは通常と言えます。
技術の進歩によって、建物の工法や使用する材料の性質のアップが建物の寿命を延ばしていると言えます。しかし、最新の技術を駆使し劣化がしにくい建物を建てたとしても、管理が不十分では意味が無くなります。適切な管理が行われているかは徹底して調べることが基本的なこととされています。また、劣化しにくい建物、管理も適切に行われていたとしても立地で耐用年数が短くなることもあります。さらに、外的要因が原因になることもあります。比較的短い年数で取り壊された物件の中には、地震の被害によるものも含まれています。こればかりは仕方ないとも言えますが、地震に強い物件は今や常識となっているので、マンション選びの際は考慮することです。