私は兵庫県に住む30歳の映画監督です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

マンションは非常に高い買い物であります。購入する際には十分に先々の事も考えながら検討していかなければ、購入してから後悔しても手遅れなので気をつけなければなりません。色々と検討する項目はありますが、その一つとして耐用年数が挙げられます。マンションは一度建てると、時間が経過するに連れて、徐々に老朽化していきます。新築であれば当面は問題となることは無いですが、それでも先々のことを考えて修繕積立金を用意して大規模修繕に備えますし、新しい古いに関係なくマンションを購入する場合には、老朽化の事を無視することは出来ません。それは一戸建てであっても同様ですが、マンションの場合は集合住宅であるが故に、一戸建てよりも管理も難しくなっております。

マンションの場合はどの程度耐用年数があるのかについて説明すると、鉄筋コンクリート作りの場合は、法定耐用年数は47年ということになっています。この年数はあくまで税の処理を行う上での年数となっております。一般的な基準で建てられた建物であれば、この値を目安にすると良いですが、実際は物件によってもどの程度持つかどうかはかなり変わります。出来る限りはしっかりとした物件を選びたい所ですが、専門家でもない限りは丈夫であるのかどうかの判断をする事は難しいです。そこで役立つのが住宅性能評価です。住宅性能評価を見れば、劣化対策等級というものがあるので、その等級をチェックしてなるべく良いところを選んで住むようにし、メンテナンスをしっかり行えば長持ちします。