私は滋賀県に住む40歳の推理作家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

マンションの耐用年数については、2002年の国交省のデータによれば、平均寿命は46年で、建て替え物件の着工時期は37年というデータがあります。あくまで平均であるために、この数値より長持ちしている物件もあれば、逆に短い物件もあります。マンションを購入した年齢などによっては、生きている内に老朽化で住むことが出来なくなる可能性があります。そうならないためにも、マンションを購入する時には十分に注意する必要があります。鉄筋コンクリートの場合、鉄筋が錆びると徐々に劣化していきます。そうならないように周りはコンクリートで覆われておりますが、時間の経過とともにコンクリートが収縮してヒビが入ることにより、雨水が内部に入って錆びてしまいます。

コンクリートが収縮を起こすのには、水とセメントの割合が関係しており、水の割合が大きいほど、収縮を起こしやすくヒビが入りやすくなります。また、鉄筋を覆うコンクリートの厚さも関係し、コンクリートが厚いほど中の鉄筋は錆びにくくなります。ただ、一般人がこれらの事を判断するのは不可能であるといっても良いです。そこで役立つのが住宅性能表示制度です。住宅性能表示制度を導入している場合、劣化対策等級という項目があります。等級は1から3までとなっており、等級1は建築基準法を守って最低限の対策が行われている事を示し、等級2では50年から60年、等級3では75年から90年は耐用年数があると見込める建物であることを表します。