マンションの耐用年数の真実(山形県/ブリーダー/36歳/男性)

僕は山形県に住む36歳のブリーダーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


1990年の終わり頃に法律が改正されるまでは、マンションの耐用年数は60年とされていました。現在、法律が改正されてからは47年と決められています。しかし、これは絶対的な数字ではなく、法律で決められている年数なので、実際は大きく変わってくることも珍しくは無いとされています。47年をはるかに超えても問題無く建っているマンションは存在しますし、建てられてから40年程度で取り壊されるマンションも存在します。一軒ごとに工法や使用している材料も違いますし、マンションを買う人も様々な人がいるわけですから、耐用年数に差が出てくるのは当然と言えます。似たような仕様のマンションでも、管理の程度で耐用年数に差は出ます。


ですので、法定耐用年数を鵜呑みにせず、自分で調査を行うことが重要になってきます。中古物件を買うときは、築年数が50年を超えているから価値が低い、築浅なら価値が高いと安易に決めるのはよくないとされており、管理がきちんとされているかどうかが重要と言われています。もちろん、新築でも高品質の材料が使われていて劣化がしにくいと言われていても、管理が行き届いていなければ予想以上に劣化は早くなります。また管理が充分行き届いていて、尚且つ高い技術で建てられていたとしても、土地の状態によっては建物の寿命が早くなることもあります。建物だけでなく土地についてもよく調査して、物件を購入するか判断することが基本とされています。