マンションの耐用年数の判断について(岐阜県/グランドスタッフ/43歳/男性)

僕は岐阜県に住む43歳のグランドスタッフです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入する際に気になることの一つとしては、どの程度まで建物を利用する事が出来るのかという事です。あまり耐用年数が短いと、せっかく苦労してローンを完済し終わった頃には、既に建物の老朽化によって建て替えなければならないという事にもなる可能性があるので、気になるのは当然です。60年はもつから心配しなくても良いという話もあれば、30年過ぎたあたりで建て替えの話が出たという話もあります。物件によっても異なりますし、管理や修繕の仕方によっても異なります。中には見えない部分で手抜きを行っていたために、欠陥住宅である物件などはかなり早い段階で修繕しなければいけなくなるという場合もあります。そうした事があるために、マンションの購入は慎重に行った方が良いです。


一般的なマンションの耐用年数は、法定耐用年数としては47年と設定されており、2002年のデータでは平均寿命は46年となっています。平均なので、これより長く使いつづけられている物件もあれば、短い期間で取り壊される物件もあります。建物が丈夫であるかどうかは、住宅性能評価を表示しているマンションを選ぶと良いです。その中には劣化対策等級というものがあり、この等級が大きいほど高い耐用年数を見込めます。また、取り壊される物件は建物ではなく配管の寿命による場合もあります。古い物件だとコンクリートの中に配管を埋め込んでしまったために、取り替えることができずに取り壊さなければならないという事もあるのです。これについても住宅性能評価の維持管理対策等級という項目をチェックすると参考になります。