私は高知県に住む58歳のチェリストです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを買う時は、将来的に起こりうる様々なことについて予め調べておかなければいけません。特に、一生涯同じ場所に住むつもりならば、なおさらです。購入した直後は、もちろん新しいので何も問題を感じないことが多いですが、10年、20年経ってから、思いもよらない問題が発生することがあります。建物は、年数を経れば必ず古くなります。したがって、マンションを買う時は、耐用年数を事前に把握した上で、何年住むのかや、修繕工事などはいつ頃になるのかを知っておく必要があります。では、まず耐用年数について説明します。これは、建物の寿命のことを言います。造りによって異なりますが、マンションならば平均で40年から50年とされています。
つまり、30代で購入した場合、老後の途中で住めなくなる可能性があるという訳です。とはいえ、建物の構造をきちんと把握しておけば、長く住むことができる物件かどうかを見極めることが可能です。マンションの多くは、鉄筋コンクリートで造られています。この鉄筋コンクリートは、時間が経つと錆びてきます。それが、建物の劣化に繋がるのです。その原因は、コンクリートの原料であるセメントと水です。水が多く使われていれば、錆びやすいので、劣化が早いです。また、鉄筋の錆びを防ぐために周囲に施工されているコンクリートが薄いと、すぐに落ちてきて劣化してしまいます。以上から、水の割合が少なく、コンクリートが厚く加工されている物件を選ぶことが最適です。