マンションの耐用年数についてと調べ方(島根県/高等学校教員/45歳/男性)

僕は島根県に住む45歳の高等学校教員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションは建てたら徐々に老朽化していくために、いつまでも新築動揺という訳にはいきません。マンションも他の建物と同様に耐用年数があり、いずれは寿命を迎えます。実際にマンションを購入する際には、どの程度持つのか耐用年数も知っておきたいところです。マンションの耐用年数は国交省の調べによると平均では46年ほどになっていると言われております。あくまで平均であるために、個々の物件が46年の耐用年数を持っているという訳ではありません。それぞれ、造られ方や使われ方、環境などの影響を受けて異なりますので、この年数よりも長く持つ物件もあれば、これより早く老朽化で建て替えが必要となる場合もあります。では、実際に購入する時にどうやって調べたら良いのかについてお話しします。


専門家で実際に構造を調べでもしない限りは自分の購入しようとしている物件がどの程度の作りなのかは素人には判断できるものではありませんが、素人でも簡単に判断する材料として住宅性能表示制度というものがあります。住宅性能表示制度の一つに劣化対策等級という項目があります。この等級は1から3まで分かれており、等級1だと建築基準法で定められている最低基準を満たしており、等級3では3世代に渡り住む事が出来、75年から90年の間は持つといわれております。マンションを購入する時に見るべきことはたくさんあるために、この等級だけに注目すればよいわけでは無いですが、耐用年数を重視するのであれば、劣化対策等級が等級3である物件を選ぶようにした方が良いです。