私は岡山県に住む52歳の再開発プランナーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションは一般的に鉄筋とコンクリートで建築されています。そのため耐用年数が約50年前後と長いです。国が公表している年数は鉄筋コンクリートの場合、平均的な寿命は46年になります。これはあくまでも取り壊された年数になり、それぞれのマンションで一律に同じというわけではありません。物件の中には、国が公表している年数よりも長い建物も数多く存在します。それは建築方法や資材や管理の仕方などによって変わってくることがあるからです。また新築の物件の場合は、定期的なメンテナンスが施されることによって寿命が長くなることが多いです。そのため平均的な寿命は、それぞれの物件によって異なってきます。特に鉄筋を守っているコンクリートは、定期的なメンテナンスをする必要があります。
防水加工を施すことで、コンクリートの劣化を防ぐことができます。またコンクリートの厚さによっても耐用年数が変化し、中の鉄筋を錆びさせることなく守ることができます。その他にもマンションに与える外的な要因などが挙げられます。そのため、できるだけ長く同じマンションに住みたい場合は、建築物の構造を知ることが必要になります。そこで建築物の耐用年数を知る方法として、住宅の性能評価の制度を利用します。この制度を利用することで、買いたい物件の耐用年数が分かります。この評価制度では建築物の劣化を等級ごとに表しているので、どれだけ長持ちするのかが分かるようになっています。マンションを購入する時にひとつの目安となるのが耐用年数になります。それは物件の建築方法や資材や管理方法で異なってきます。そして住宅の性能評価を知ることで、どれぐらい長持ちするかが分かります。