私は埼玉県に住む29歳の歌手です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの耐用年数は、約40年といわれています。しかし、最近の物件では、百年コンクリートや200年住宅等ともいわれていて、施行技術や建築材の発達で、耐用年数も伸びていっています。これらの新しい建築基準の元に建てられたマンションの実際の耐用年数は、実際の所は分かりません。但し、先の建築基準法前の物件等は、危険と考えられます。また、構造部分は長い使用に耐えますが、外壁やエレベータや給排水管等は数年で、メンテナンスが必要なものもあります。住居として利用するには、管理組合が長期修繕計画を立てて、管理会社が適切にメンテナンスを行っている必要があります。面倒と考えずに、管理組合に積極的に参加するべきでしょう。
耐用年数を考える時に、地震も考慮すべき点です。日本は、地震が多くて大きな地震も起こっています。建物に目を向けるのも大切ですが、地盤についても考慮すべきです。土地が古くはどの様に使われていたかも重要です。川だったり埋立地だったりした場合は、適切な地盤改良が行われているか、確認する事も必要です。また、お住まいのマンションだけでなく近くの建物にも、気を配るべきです。近くに古いマンションがあり、倒壊に巻き込まれる危険性もあります。建物に限っても、最新の免震構造が取り入れられていれば、建物の倒壊だけでなく、屋内での揺れも少なくなっています。また、建築基準も新しい基準で建てられている建物では、人命が守られるだけでなく、大きな地震でも倒れないだけでなく、崩れる事も無く資産価値も守られます。耐震診断を行い、適切な補強工事をする事も耐用年数を長くするのに重要です。