私は大阪府に住む21歳の工業デザイナーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションの購入を検討されている方にとって気になるのはその耐用年数ではないでしょうか。家の購入は人生の中でも最も高価な買い物だと思います。将来のことまで考えて購入するわけですが、ではいったいマンションにはどのくらい住むことができるのでしょう。多くのマンションはコンクリートでできています。コンクリートって劣化しないイメージがありませんか。しかしコンクリートも年数が経つにつれ劣化します。コンクリートが劣化するとヒビが入りそのから水が染みわたります。それによって鉄筋に錆が生じるのです。鉄筋を覆うコンクリートが厚ければ厚いほどそういったことにはなりにくいようです。最近の建物は基準も厳しくなっているので安心でしょう。
コンクリートだけではなく、耐用年数を決める大きなものがあります。それはマンションの修繕です。マンション購入者は毎月修繕積立金を支払い、それを使用し定期的な建物のメンテナンスを行っていくようになります。これが実は大事なのです。修繕は駐車場やエレベーターなどだけでなく、外壁や共有の廊下なども行われます。定期的なメンテナンスができているともちろん建物は長持ちします。耐用年数も長くなると言えるでしょう。時代の変化に合わせ建物の構造も変化しており、新しい建物になればなるほど耐用年数は長いようです。しかし周囲の環境の変化などから30~40年で取り壊されてしまうものも少なくはないようです。今後の住宅の住み方を考えないといけないのかもしれません。